あの企業の成長戦略とは・・・

トヨタが日本経済の命運を握る?

「1000万台」先送りへ…

トヨタ自動車は、28日、09年の経営説明会を開いた。

世界販売計画を当初の1040万台から970万台に下方修正

世界景気減速を受け、欧米での販売が低迷

ガソリン高が追い打ちをかけ、利益の大きい大型車が売れなかったためだ。

トヨタは成長力を維持するため、掲げたのは新興国市場と環境対応車の強化だ。

2010年までに、中国とロシアの販売店を大幅に増やし、

インド、ブラジルでは、低価格の小型車を投入し巻き返しを図る。

また、環境対応車として、新型の電気自動車を投入する予定だ。

トヨタは、ハイブリッド車を環境車の中核に据えてきたが、ガソリン高の影響で

電気との価格差が小さくなったため、電気自動車への本格参入を決めた。

トヨタの戦略に注目する素材各社

トヨタは、日本において、全ての上場企業が稼ぎだす純利益のおよそ1割を占める

日本最大の企業だ。

トヨタの販売計画の下方修正は、部品、鉄鋼メーカーにとっては

大きな打撃だ。各社、生き残りをかけ、人員を減らすなどコスト削減に励む。

一方、環境対応車の拡充は、新たなメーカーに光が当りそうだ。

二酸化炭素の排出を減らすため、車の軽量化への取り組みも始まっている。

鉄やガラスなどの変わりに、注目されるのは樹脂素材だ。

車体を3割軽くすれば、燃費が2割向上すると言われる。

樹脂メーカーである旭化成と帝人は、09年度に生産を大幅に拡大する方針だ。

トヨタとの提携を強めるため、素材各社の戦いは始まったばかりだ。

注目の素材各社

・東レ(車体向けの炭素繊維)

・旭化成(エンジン周辺で使う高強度樹脂素材)

・帝人(ガラスの代替としての樹脂素材)

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インフレ時代の百貨店生き残り策とは?

若者を呼び込め!

大手百貨店各社は、この秋、大規模な改装に踏み切る。

景気の停滞感は、中高年を中心とした高級志向のお客をターゲットにしていた

百貨店の売り上げ減少に拍車をかけている。

今回の改装の狙いは、若年層の取り込みだ。

三越伊勢丹ホールディングス傘下の伊勢丹は、9月3日

新宿本店の地下2階に女学生向けの売り場を初めて開設する。

その名も「イセタン・ガール」。

商品の4割を伊勢丹独自の雑貨や衣料品として売り出す。

また、J・フロントリテイリング傘下の松屋銀座店でも改装し顧客拡大のテコ入れを図る。

9月23日に改装する目玉は、地下2階から地上2階までの4フロア

20~30代の若い女性向けに、

アクセサリーや婦人靴の売り場を2~3倍に広げる予定だ。

両社の改装に共通しているのは通常よりも2~3割安くした

低価格の商品を大きく増やしたことだ。

節約志向の波が襲う中、これまで高級路線を貫いてきた百貨店の立ち位置も

変わりつつあるようだ。

低価格を前面に出せば、手厚い接客や百貨店としての

ブランド価値を損なう懸念もある

果たして、百貨店各社のターゲット層拡大戦略は

売上不振を打破することができるのだろうか?

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景気後退局面・・・布石を打つイオン

正念場を迎える日本経済

米国経済の減速・・・資源価格の高騰・・・

かろうじてプラスを維持してきた日本のGDP成長率はマイナスに転じた

好調だった輸出も減少し、個人消費も落ち込んだ。

サブライムショックから未だ抜け出せれていない世界経済

日本経済に対する損害は少ないと言われてきたが、

ここにきて、ゼファー、アーバンコーポレイションなど、不動産会社の相次ぐ倒産

内需の柱である不動産業界を揺さぶっている。

日本経済にとって景気浮上のけん引役はどこなのか・・・

スーパーの食品売り場に光が・・・

物価高により節約志向が鮮明になる中、以外にも好調なのが食品だ。

全国のスーパーの6月 既存店売上高は前の年の月に比べて0.9%マイナス

しかし、食品部門に至っては2.4%増と5ヶ月連続のプラスを維持した。

追い風となっているのは、外食を避けて家で調理して食事をする内食志向だ。

また、メーカー品より安いプライベートブランドの商品を充実させ需要を喚起している。

魚市場に仕掛ける イオンの思惑

イオンは、14日、鮮魚の調達で直接仕入れを始めると発表した。

卸売り市場を通さないため、水揚げから店頭に並ぶまでの時間を約1日半短縮。

調達コストを最大1割削減できるという。

一方で価格のほうは据え置きになる見通しだ。

食品高が続くなか利益を少しでも上げる狙いもあるが、

価格を下げないのは卸売り業者を刺激しないためだ。

イオンが遠くない未来に思い描くのは、卸売りを通さないビジネスモデルだ。

今回の直接仕入れは、島根県の松江市だけ。今後は徐々に増やしていく模様だ。

イオンは新たなビジネスモデル確立のため、着々と地ならしを始めている。

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